今を生きるの終盤で、時間を有効に使うためには、優先順位よりも大切なことがあると説明しているが、それは、優先順位と全く逆の『後先順位』を決めることである。
『後先順位』とは、やらないことを決めていくということであり、実は優先順位を決めるよりもむつかしい領域である。
ビジネスにおいては、決してやらない領域を決めることである。
もっと言えば、自分が決して手を出さない領域を決めて、自分の本分領域を絞込んで勝負することに他ならない。
専門性を磨くという言い方もできるかもしれない。
これこそが最もむつかしいが特殊性、専門性をもって生き残る唯一の方法でもある。
そして、最も時間を有効に使う方法でもある。
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